1. 本誌の目的

本論文しは、情報デザインに関する先進的な研究成果を公表することを目的とする。対象とする論文のテーマは、狭義の情報デザインにとわれず、広義の情報デザインすなわち、情報学、人工知能、芸術学、社会学、文学、デザイン学、経済・経営学、認知科学、心理学など隣接する様々な課題についても独創的な研究成果を広く刊行する。情報デザインの普及・発展のために、会員の独創的でチャレンジングな研究成果の公表、会員の意見交換・討論の場を提供することを刊行の目的とする。

2. 原稿の種類

2.1. 研究論文

2.1.1. 原著論文

研究,開発,検討の結果をまとめたものであり,新規性,信頼性が高いもの.あるいは,多くの研究を独 自の視点でまとめ,将来の研究分野の方向性を示した ものであり,新規性,信頼性が高いもの.教育実践を 伴う評価に基づく高い有用性の提示は要求されない が,研究の位置づけが関連研究との比較検討により明 確になっていること.

2.1.2. 実践論文

情報システム・機器を利用した教育実践の結果をまとめたもので,その仕組みや条件が明確に記述され, 汎用性の高い知見や方法が客観的な形式で導出されて おり,有用性,信頼性が高いもの.あるいは,情報シ ステム・機器利用教育に関わるデータを包括的にまと めたもので,有用性,信頼性が高いもの.高い新規性 は要求されないが,研究の位置づけが関連研究との比 較検討により明確になっていること. 1-c)

2.1.3. ショートペーパー

研究の動機,方法,結果などの技術的な点が明確に記述されており,新規性,信頼性があるもの.原著論文のような研究の位置づけ,他の関連研究との比較検討などに関する記述は要求されない.

2.2. 解説論文

2.3. 研究報告

2.4. 寄稿記事

2.4.1. 研究紹介

2.4.2. イベント報告

2.4.3. 作品紹介

2.4.4. その他

3. 論文投稿の条件

3.1. 投稿者

投稿者は日本情報デザイン学会の会員に限定しない。非会員による投稿も受け付ける。

3.2. 掲載料

査読を経て『情報デザイン研究』への掲載が決まった論文・記事に対し、以下の通り掲載料(Publication Fee)を定める。なお、掲載料は事前の告知なく、変更されることがあります。

(1)研究論文・解説論文

・会員:0円

・非会員:15000円(税込)

(2)研究報告

・会員:研究会参加費に含まれます。

・非会員:研究会参加費に含まれます。ただし、冊子媒体は提供されません。

(3)寄稿記事

・会員、非会員共:0円

(超過料金)

・規定のページ数を超過をした場合は、論文・記事の種別を問わず、1ぺージにつき2000円の超過料金の負担が発生します。

3.3. 禁止事項

3.3.1. 投稿された論文・記事が他の雑誌・紀要・国際会議・国内学会・報告書・Web・SNS等に既投稿あるいは既発表のものと同一か類似度が高いと判断された論文は、二重投稿と判断し、厳正に対応いたします。

3.3.2. 複数の著者による連名の論文・記事は、全ての著者が本誌への投稿・掲載を許諾したものに限ります。共著者の許諾を受けない投稿は不正投稿と認定いたします。

3.3.3. 定められた期日までに必要な書類提出が手続きが行われない論文・記事は、手続きが完了するまで掲載はされません。掲載遅延によって発生する損害を弊会では一切、負わないものとします。

3.3.4. 本誌に投稿中もしくは既発表の論文・記事を実質的に内容が同一か、あるいは主要部分が類似、あるいは正しく引用等を明記していないした論文・記事を他学会や媒体に投稿してはならない。

3.3.5. 不正投稿と認定された論文へのは、倫理的・法的な責任を追求し、その責任を著者が負うものとします。

4. 執筆要領

4.1. 論文の仕様

『情報デザイン研究』では、本誌が指定する所定のフォーマットに準拠した原稿以外は受け付けません。書式テンプレートは、http://www.info-design.net/ronbun/ にてダウンロードしてください。なお、所定のページ数を超える場合は、別途費用の負担が発生します。

4.1.1 原著論文

所定フォーマットで6ページ〜10ページまで。

4.1.2. 実践論文

所定フォーマットで5ページ〜8ページまで。

4.1.3. ショートペーパー

所定フォーマットで2ページ〜6ページ未満。

4.1.3. 解説論文

所定フォーマットで4ページ〜10ページまで。

4.1.4. 研究報告

各研究会の指定によります。

4.1.5. 寄稿記事

所定フォーマットで1ページ〜2ページ程度。

5. 著作権

掲載された論文・記事の著作権は、原則として日本情報デザイン学会に帰属するものとする。著作権譲渡書類が提出されない論文の掲載・発表は許可されない。著作権が所属機関に帰属させる必要がある場合などで、本学会への帰属が困難な場合は、事前に申し出ること。

6. 査読の結果

6.1. 掲載の可否

『情報デザイン研究』に投稿・寄稿された論文は、査読委員会ないし編集委員会の査読を経て、掲載の可否を決定する。なお、採録の可否の期日は定められないが、投稿から概ね1ヶ月程度を原則とする。なお、国際会議・研究会・特集号など、別途締切等が定められている場合は、それに準ずる。

6.1.1. 採録

投稿された原稿のまま掲載する。

6.1.2. 条件付き採録

指定された修正・追記箇所を満たした場合に掲載する。なお、修正に応じない、指定の期日までに修正原稿を提出されない場合は、不採録とする。

6.1.3. 不採録

掲載の水準に至らないと判断された論文は掲載しない。

6.1.4. 却下

不正あるいは不適切な論文と判断された論文は、却下とする。悪質な場合は関係当局への通報や情報共有を行う。

7.論文の構成・執筆

7.1. 記載必須事項

  • 著者名(および英文名称)
  • 所属名(および英文名称)
  • 連絡先(および英文表記)
  • 5個程度のキーワード(および英文表記)
  • アブストラクト500文字程度(および英文)
  • 本文
  • 参考文献

7.2. 参考文献の書き方

論文内容に直接関連のある文献に限る。本文中の該当箇所の肩上の( )内に 番号を示すこと。

(表記例)

( 1 ) 情報太郎, 意匠花“情報デザインの教育現場への応用”,日本情報デザイン学会「情デザイン研究」,Vol.1 No.1, pp.23-31(2023.12.6)

(2)日本情報デザイン学会 “日本情報デザイン学会は、研究不正を許しません!”, http://info-design.org/?page_id=270(参照 2023.8.23) 

7.3. カラーページの取り扱い

写真・画像等のいわゆる「カラーページ」は、オンラインで出版される論文に限り、当該箇所はカラーで出力される。冊子媒体の論文は全てモノクロに変換されることを想定して原稿を作成すること。現段階では、カラーページの冊子印刷は予定していない。

7.4. 論文の仕様

原則として、日本情報デザイン学会ホームページで公開されている論文テンプレートを改変せずに利用すること。

論文のWord/PDFテンプレート

8.採録論文について

8.1. オンライン公開の原則

採録された論文は、J-stage他、オンライン公開を前提とする。オンラインでの公開を希望しない論文・記事は原則として受理しない。

8.2. 冊子媒体の進呈と購入

論文が採録された著者には、冊子媒体の論文誌を2部無料で進呈する。なお、冊子媒体は1冊2500円(税別)で購入可能である。希望者は出版後に事務局に連絡すること。